教室の窓からの風景 LONDON  [留学編]

ロンドンでは、語学学校の授業が13時で終わりであったため、毎日午後から様々な場所に出かけました。

留学中の日記も載せようと思っていましたが、あまりに量が多いので、日記という形式ではなく、留学についてとロンドン観光記を別々に書くことにします。

まずは、学校の紹介から!


1. 学校について

所在地Leicester Square (駅から徒歩5分。China Townの中にある。)

歩いてすぐに、The National GalleryTrafalger Squareに行ける。周りは有名な映画街で、よくスターがプレミア試写会の挨拶にやってくる。

建物綺麗とはいえない。階段の幅が狭い。Common Roomには飲物が買える自動販売機あり。土日以外はヒーターがつきっぱなしのようだ・・・。(だから月曜日は非常に寒い) 何故かよく、非常ベルが誤作動している。
教室は、机と椅子がコの字型になっている部屋と、机付きの椅子が並んでいるだけの部屋がある。
先生次の週になると違う先生になったりと、結構先生はコロコロ変わった。私の場合は、1時限目、2・3限目、4限目、と一日に3人の先生に習った。しかし、人によっては1〜2人の先生に習っている。
クラス学校側からの発表では、1クラス8〜12人となっている。
私の初めの週は生徒がMAXでいたので、12人。しかし、その後どんどん減っていった。多くて6人位のクラスに。結構休む人もいるので、朝一のクラスは、私含めて3人ということも。少人数であればあるほど良いが・・・。
生徒の国籍世界各国からきていた。
アジア方面からは、中国、韓国、日本、タイ
他に、ロシア、ポーランド、トルコ、ブラジル、オーストリア、スペイン、イタリア、フランス、ドイツ、ジョージア(グルジア)など様々。
年齢層皆年上だった(私は19歳)。20〜30代が多い。ヨーロッパから来た人は、仕事を数週間休んで・・・という人が多いように感じた。学生でも、Degree取っていたり、卒業してから就職する前に来たという感じで、年齢言うたびに、"You are so young!!"と言われていた。
授業テキストはなく、プリントが配られる。
death penalty(死刑)についてだったら、自分の国ではどうかを話したり、自分の意見を言ったりする。授業内容については、結構柔軟で、先生が選んできた内容に不満がある場合は(「文法ばっかりやめて!」など・・・)、文句を言うと考慮してくれた。ただ、その反面、違う教師から同じプリントを渡される日もたまにあった。(その度に新しいものをコピーし直すので時間の無駄だ)
アクティビティ毎週金曜日は、学校近くのパブの一部を貸し切っている。
他にも、ミュージカルや観光地に連れて行ってくれたりと、なにかしら企画されている。(が、利用しなかった・・・)
また、土日を使ったexcursionも、学校に頼めば手配してくれる。
PCインターネットをタダで使えるパソコンが2台だけあった。日本語は使えなかった。最初の頃はロシア語の成人向けサイトが勝手に開いてきたりと(犯人分かり易すぎるぞ!)、イライラしぱなしだったが、お世話になった。
近くの市立図書館では、もっと新しくて綺麗なPCが使えて便利だった。
初日別の場所にあるReceptionで、簡単な文法問題と、インタビューを受ける。インタビューも、日本では何してるの?だとか、将来は何になりたいの?程度の簡単なもの。終わったら、即その日から授業に出る。


2. 私の場合

レベル : Upper-intermediate
時間 : 9:00-11:50 & 12:10-13:00 (20 classes/week)

午後のクラスは、conversation classとなっていたが、いまいち違いが分からず・・・。午前のクラスは、文法も少しやるが、色んなことをやった。
午前と午後では、クラスのメンバーが違った。午後のクラスのほうがレベルが高そうであった。(あからさまにたどたどしい英語だったのに、何故・・・?!)

oyster card学校までの交通手段は、underground (通称 Tube)だったので、一ヶ月定期を購入。
長い期間を選択すると、日本の定期と同じように改札に通すTravel Cardではなく、写真のようなOyster Cardを渡される。これは、改札機の上についているPadにタッチするだけで通れる便利なもの。JRのスイカみたい。ZONE制で、地下鉄、バス、DLRに乗り放題!その分高い。 主要観光地は殆どZONE1内にある。Zone1が含まれる定期は殊の外高い。Zone 1&2で約15000円程度した。


3. ホームステイ

私は、Zone2と3の間にある、Irishファミリーのお宅にステイしました。
朝食と夕食つきだったのですが、噂通りの「イギリス」料理。不味くはないが、特に美味しいと絶賛できるわけでもないという・・・。
ホストマザーは、TVっ子。時々一緒に番組見ましたが、イギリスで放送されているバラエティ番組は、異様にオーディエンスが多い!

お昼は、大抵サンドイッチを買って食べていた(生野菜が食べたかったから)。向こうのサンドイッチは、高いだけあって(£1.50〜2.50位。観光地だと£4.30位する・・・)ボリュームがある。割と薄味のものが多い。



で、成果はあったのか?

まず、最初の一週間で、同意(相槌)の "Uh-huh." がnaturalに言えるようになる。それから、皆が良く使う "acutually", "you know", "absolutely" を意識的に使ってみる。(ちなみに、actuallyを頻繁に使うのはイギリス式らしい) "definitely"「もちろん!」もよく使われるが、私は使えず・・・。なんか発音しにくいのだ。
あと、よく使われているなぁと気付いたのが、"〜 as well." これもイギリスならではのようだ。意味は、",too." と同じ。

辞書に、"I suppose so." は「気のない受け答えを表すこともある」と書いてあるが、よく先生に言われた。たしかこういう意味だったような・・・と確信の持てないことを言うと、"I suppose so...." と言われるのだ。あ、やっぱり少し違うのね・・・と分かる。「そうかもね」といった感じの言葉だ。

犯罪関連の用語(過失致死だとか、拘置所など・・・)や、injection(注射)のような語を何回も扱ったおかげで、Newspaperに出てきても、読めるようになった。
毎朝チューブの中でTHE METRO(改札で無料でもらえる日刊新聞)を読んでいたので、かなり新聞を読むのに慣れたと思う。毎日、殺人やレイプの記事が載っていて物騒な国だな・・・と思ったものだ。

相変わらず流暢に喋られないことが(相手を待たせないよう焦ってしまうのだ;)、パリで露見したので、この一ヶ月で英語力上達しなかったのかなぁと心配した。
しかし、帰国して、某イギリス映画のビデオを見たら、驚くほど聞き取れた。(字幕なしでセリフが全て分かったのだ!スラングが少ない映画だったからだと思う。)
ニュースも然り。確実にリスニング力は上がったようだ。

しかも、(やはりパリに行ったおかげ・・・というのが何ともいえないのだが;) 会話&語学全般をもっと勉強したくなったので、結果的にこの留学は成功だと言えよう。

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