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第２回 法律の旅
◆ 授業後、Pizza HatでマルガリータをTake awayしてから、Piccadilly Lineに乗ってHolborn駅へ。Lincoln's Innの礼拝堂が14時には閉まってしまうので、急がなければならない。いつもならすぐに道を間違える私も、今日は勘がよいらしく、すぐにLincoln's Innを見つけることができた。 庭園といっても、Holborn周辺にたくさんあるSquareとなんら変わることなく、がっかりした。ベンチには、お昼を食べている人がいて、またバスケットコートもあるようだった。ようやく見つけた礼拝堂Lincoln's Inn Chapelも、ステンドグラスはとっても綺麗だが、小さく、さほど行く価値があるとも思えない。1時頃にコンサートをやっているようだ。あいにく、礼拝堂の外観は写真に取り忘れたが、向かい側にあった図書館を撮ったので下に載せておく。
Public Entranceへ行くと、荷物を近くの商店に預けて来いと言われたので、一旦また外に出た。裁判所の向かいにあるスーパーに入って聞いてみると、どうもその店では預かってくれないようなので、隣の旅行代理店に頼んだ。代理店は、もはや荷物預かりを商売にしているようで、5ポンドを渡すと番号の書いてある引換証を渡してくれた。 エントランスに戻ると、検査官のおばちゃんが、"Where are you from?"と話しかけてくれたので、少々話が弾む。おばちゃんは、片言の日本語で「アリガト」とニッコリしてくれた。先程荷物のために5ポンドも取られたことを忘れてしまうほど、嬉しかった。 さて、金属探知機をくぐり、階段を上がって中に入ると、案内係の男性が待ち構えていた。"May I help you?"と言われたので、傍聴したいというと、席が空いている法廷に誘導してくれた。この日は、高校生たちが見学に来ていたので、割と席がいっぱいになっていたのだ。 傍聴席は、日本の裁判所と同じような当事者の背後に座る王立裁判所とは違って、バルコニーになっている。よって、2列目に座った私には、下の様子が見えにくかった。 公判は、英語の話せない被告らしく、通訳がいた。どうやら、赤ん坊を落として殺してしまった事件のようだ。我々、傍聴席の向かいには、12人の陪審員が座っていた。皆、それぞれの資料を見ながら裁判を聞いている。15時ごろ、陪審員たちは法廷を出て行き、裁判は16時前に閉廷した。 民事よりも刑事事件の方が、分かり易いし面白いが、一般人が見学するなら、王立裁判所の方が絶対にオススメだ。カメラ以外の荷物は持って入れるし、内装も荘厳だからだ。
帰りは、Gray's Inn近くのバス停から初！のダブルデッカーに乗って地下鉄駅（Tottenham Court Road）まで行った。
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図書館
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